Case study導入事例

データの一元管理と校正システム作りで、クライアントへのワークフロー提案に決め手 | アイ企画株式会社様

必要な機能だけをピックアップ 手軽さでシステムの定着へ

アイ企画株式会社は、大手企業の製品パッケージを制作するクリエイティブ・カンパニーだ。電機、食品、製薬会社など多彩な企業と取り引きを展開。デザインから刷版までをトータルに手掛け、正確かつ魅力的なビジュアルのパッケージを世に送り出している。
また、ここ数年はデザインワークのデジタル化にも力を入れており、データの一元管理やネットワーク上での校正システム作りを推進。デジタルソリューションシステム「e-Graphic Bank」として提案し、自社内はもちろん、クライアントにも、より快適なワークフローシステムを提供することを心がけている。
これらのデジタルシステムを企画・管理しているのは同社の開発部。担当課長である津乗康祐氏はデジタル化以前の状況について「今と比較にならないくらい時間と労力がかかっていました」と振り返る。

パッケージデザインの制作というのは、とにかく手間がかかる作業です。クライアントに何度も仕上がりを確認してもらい、急な変更にも迅速に対応しなければならない。そういった作業を今までほとんど“紙”でやっていたわけですから、大変な騒ぎですよ(笑)。

プリントやデータの受け渡しの時間、さらには校正済みの出力紙を戻してもらう時間まで・・・。考えただけでもそのタイムロスは大きなもの。スピードと正確さが求められるパッケージデザイン制作だからこそ、“紙”を使うことで生じるこれらの“無駄”は「できることなら削りたい部分」だという。

主力となる商材のパッケージ。外箱(化粧箱)のほか、段ボールなどの梱包材の企画・デザインを手がけている。そこで“e-Graphic Bank”を考案したというわけです。“e-Graphic Bank”は、ネットワーク上でデータをやりとりする弊社システムの総称。ActiveAssetsは“e-Graphic Bank”の一部として利用しています。

様々なシステムのいいところを集めて構成されている「e-Graphic Bank」。ActiveAssetsは現在その中の、校正確認システムの部分で活用されている。しかし、多彩な機能を持つActiveAssets、わざわざ校正確認用に特化して使用するのはもったいないのではなかろうか。

ActiveAssetsの印刷機能を使うと、校正指示やコメントの履歴をPDFファイルに書き出すことができる。これにより「責任の所在が明確になる」、「営業の判断でなく、クライアントの意向を直接受けることで、より正確にコミュニケーションすることができる」などの効果が得られる。いえいえ、そんなことはありません。逆に必要な機能だけをコンパクトに使うことで、クライアントにわずらわしさを感じさせないような配慮ができているものと思っています。でき上がったパッケージデザインデータをActiveAssetsにアップして画面上で直接赤字を入れてもらう。これだけの作業なら誰でもできるし、すぐに紙より便利なことが実感してもらえる。この手軽さがいいんですよね。

「面倒なことはやってくれない人が多いので、結局浸透しないんです」と笑う津乗氏。もともと簡単に操作できるActiveAssetsをより限定して使うことで、文字通り「誰でも」使えるシステムに変化させた。結果、その定着を急速に進めることができたのだという。

具体的に同社は、どのようなクライアントとActiveAssetsを利用した校正確認を展開しているのだろうか。

現在ActiveAssetsによる校正システムをご利用いただいているのは主に“忙しいお客さん”ですね。紙でやりとりしていた時代は担当営業が電話でアポを取ってお伺いし、それでも捕まらない場合は先方の社内で待たせてもらって……。やっと確認してもらったら慌てて持って帰る、というようなことを繰り返していました。ところが今は、データをアップすればOK。会議や打ち合わせで不在がちなお客さんでも、ちょっと席に戻ったときに確認していただくことができるようになりました。

また、やたらと大きな版下を広げる必要がないのも大きなメリットだという。

外箱パッケージや段ボールの版下には、事務用デスクでは広げられないほど大きいものがある。画面上でデータを確認することができるため、クライアントから重宝されている。弊社では製品の外箱パッケージも制作しているんですが、この版下が1メートル角を超えるほど大きなものなんです。普通のデスクでは広げられず、わざわざ会議室で確認されていたお客さんも多かったとか。しかしデータなら、パソコン上で確認ができてしまう。コンパクトで便利ですよね。

その他、出張先からデータ確認ができるという部分もクライアントに好評だという。多くの地域に工場を持つような大企業では、担当者が各地を飛び回っているケースも多い。その先々で手軽に確認ができるので「確認のためだけに本社に戻る」という手間を省くことが可能になった。

現在同社では、ActiveAssetsのさらなる活用法を模索中。当面は校正確認用として使っていくが、将来的には少しずつ利用の範囲を広げて行きたいと語る。

最近ライブラリとしての利用を始めまして、各年度の商品ロゴや製品スペックといった共通資料をActiveAssets内に置くようにしています。これによって、関係者が気軽に過去の資料を引き出せるようになりました。過去のものと現在のものを比較しながら作業ができるので、早い段階で情報の誤りに気付けるようになりましたね。

そして何より、こうした一連のシステムの導入により、ワークフローが整理できたことが大きなメリットに繋がったのだそう。

紙だけを使っていた時代はなんとなくで進めていた部分があったのですが、システムの導入によって“ファイル名はどうしよう”、“この段階では、誰が何を確認したらいいか”といった基本的なルールを見直すことができました。仕事が効率的に進められるようになっただけでなく、クライアントとのコミュニケーション・信頼感も増したように思います。

曖昧な確認や指示がぐんと減り、よりクリアなやりとりへ。アイ企画の創造性をさらに強固なビジネスへ導くツールとして、ActiveAssetsポジションは現在も拡大中だ。

イーネットソリューションズでは、ご導入前の各種ご相談にお答えする「サービス体験説明会」を実施しています。お気軽にお問い合わせください。

サービス体験説明会

アイ企画株式会社様
代表者 代表取締役社長 徳永 修一 アイ企画株式会社様
従業員数 78名(大阪55:東京23)
事業内容 フレキソ印刷製版業務全般
(トータル パッケージング デザインシステム)
Webサイト http://www.eyenet.co.jp/

導入事例一覧へ戻る

pagetop

Contact

Copyright © 2010-2017 eNetSolutions Co. Ltd. All rights reserved.
eNetSolutions